体に力が入らなくなった頃、やっと暴行が止まる。



「最後は全裸にして写真を撮れば終わりだよな?」



ヤンキーの一人がニヤニヤとしながら私の上着に手をかけた。



いやだ…嫌だ!



「あれ?こいつ、胸…そうか、お前女か。」



半分くらいない意識だったが目の前の男が不気味に笑ったのが分かった。



「おい、ヤっとく?」



「お前、悪趣味ー!こんなに殴っといて!ぶははは!」



「じゃあ俺、写真撮っといてやるよ。」



3人の会話に体がぞっとする。



勇将先輩…助けて。