話していると担任が現れた。



「今日は、朝から文化祭の話し合いを行う!」



クラスから歓声が沸き起こるが私だけ無反応。



だって去年も思ったんだけど、あんなだるいことを自らする意味が分からねーし。



学級委員が前に出てクラスで何をするとか話し合っていた。



私は机に顔を伏せる。



まあ、私の他に39人も人がいるんだ。私ぐらい寝てもいいだろう。



考えるうちに、私眠気に包まれて行った…



…………



ドゴっ!



「いってぇ…っ」



私は誰かに頭を叩かれ起床。



「気良、馬鹿!お前が話し合い参加しなかったから勝手に決まったぞ!」



龍太郎が教科書片手に私に言った。