「はい気良!これ着て!」



凜はノリノリで、私に洋服を渡してくる。



「いや…これは、無理。」



凜が今私に持ってきたのは胸の開いたピンク色の可愛いワンピース。



「え〜っ!いいから着てよ!」



凜が無理矢理私を試着室に入れた。



このワンピ、スカート短い。



私足筋肉質だし、スカート似合わないんだよな…。



私は着替え終わるとそっと顔だけ出して凜を呼ぶ。



「凜、無理…。」



「ちょっと見して!」



凜がカーテンを勢いよく開いた。



…恥ずかしい。



似合ってないから余計嫌。