「結局お前達、どうするんだ?」



俊さんが気持ち悪いくらいニヤニヤしながら言う。



「分かった、行くわ。行ったろうやないかい。」



何故かムキになっている勇将先輩。



「いいっすよ。どうせ、ここにいても学校のせいで体育館入れないし、卓球の練習ないんで。」



私が返答すると、俊さんは日時を言った。



私達はいつものファミレスから出てそれぞれ帰路についた。



まあ勇将先輩は、今から父さんとなんかテニスをするらしいのでうちの近くのテニスコートへ行くらしい。



父さんは勇将先輩をすっかり気に入り『気良とはいつ結婚するんだ、はっはっは。』とか言って先輩を困らせていた。