と、いうことで、部活終わりのレギュラー練は勉強会となった。
その途中で私の携帯が騒がしく激しいビートを鳴らした。
凛が自分の好きなビジュアル系バンドを私の着信音に決めているのだ。
「はーい、もしもし。」
『もしもし?気良、今どこにおるん?』
勇将先輩だ。多分、私が部活終わりでテニス部のレギュラー練をしていると思ったのだろう。
「あー、部室っすよ。龍太郎と日和の勉強見てます。」
『分かった。今からそっち向かうわ。』
勇将先輩はクスクスと笑いながら言った。
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