「新たな争いを呼ばない為にもこの『闇より生まれし邪悪なる書』は捨てましょう」


「そうだな。悪用されてはたまったものではない」


ポイッとゴミ箱に捨てられる私のポエム帳。


助ける間もなく火がついた。


「うん。これでよし。私が滅ぼして」


「我が輩が殺す」


二人合わせて滅殺☆


……私のポエム帳は滅殺されました。


サヨナラ、私が生み出した言葉達。


茜子とタコさんウインナーはポエムが灰になるより早く私の家から出ていった。