紙袋から出てきたのは、更に小さな、桜色の小箱と桜色のメッセージカードだった。 「こんなん……ずるいわ」 メッセージカードを見つめて、幸はまた泣き出してしまった。 無意識のうちに、わたしはそのメッセージカードを覗き込んでいた。