―――いじめ―――【完結】



私は顔を上げる。


「あっれーこの前より可愛いじゃーん!」


男の調子はこの前のままだけど、なんかこの前よりカッコ良く見える。


「………どうも」


そういえば男の人と2人で遊ぶのとか、初めてかもしれない。


中高と女子校だった私は、男に慣れていなかった。


「じゃあさ〜カラオケでも行こっか?俺奢るし〜!!」


「あ、なんでも。」


どうしていいか分からない私は、そっけなく答えた。


「じゃあ行こっか〜!」


男に手を繋がれ、カラオケに入った。


繋がれた手は、やっぱり気持ち悪かった。