バッ いきなり大崎が私の方を向いた。 手に何か持っている。 「…………あれは…」 それは 昔、私と舞と大崎でやっていた交換ノートだった。 「………………」 私の名前の所がバツで消されていて、新しく愛菜の名が書き足されていた。