「………重いんだけど」


「ご…ごめん。」



あいつの上に覆いかぶさったままの私は、慌てて起き上がる。



「なんで一緒にあんたが寝てんの?」


「…は?俺のベットに俺が寝て何が悪い。」



苛々したような口調が聞こえ、私は記憶を思い起こしてみる。



……イズミ君と電話して、こいつが帰って来て…



コーラがアキラさんので…


あっ……



「お酒入りコーラなんて置いとかないでよ…」



ボソッと呟くがあいつからの声は聞こえず、寝ちゃったのかなと考えてると



「勝手に飲んだのひよこだろ?」



寝返りと同時に私を押し倒して横にさせた。