「え…えーとっ…これは…ここで…あ!間違った」 何、この子。見た目どおりじゃん。 「茜ぇーそろそろ準備出来たかぁー?」 また、誰か入ってきたし。 「「あ、」」 そう。入ってきたのは、あの、蝉さんだった。 「どーも」 「ど…どーも」 なんか、思ったとおりの人。 雪の白にも、病院の白にもよく映える黒い髪。 それなのに、目は茶色がかかっていて、 つい、目を惹かれる。