三日月の雫


もう、いっそのこと。

好きだと、言ってしまいたかった……。


でも、僕の心が、それを許そうとしない。


きちんとけじめをつけてからじゃないと。

最悪な結果になった時、柚羽を傷つけ、そして苦しめてしまうから。



勝手な僕は自分の気持ちだけを言い残して、かんなの後を追いかけた。