いつもと同じ朦朧とした意識の中で

声の出ない口の中いっぱいに

画鋲が詰め込まれていく

口に五本の指を押し込まれて

顎が裂けるかと思うほど

乱暴に喉の奥まで犯される

もうあれ以来毎回のことになった

口いっぱいの太い医薬品のビンが

口腔に何度も押し込まれ犯される

舌に絡まったリングが

絶え間なく鳴り続け

口の中が切れて血まみれになる

口と鼻を両手で無理矢理押さえつけ

窒息させられる



いつからか彼は

私の口を便器がわりに使い始め

わたしの唇に彼の尿道をあてがい

喉にむけて排泄した

むせかえる私の頭を押さえつけ

彼は笑った

…この便器

使い物にもならない

便器以下だな…ゴミみたいだ

そう言われ私は絶頂をむかえる

その体液をいつも通り

口に流し入れられる

彼の尿と自分の体液が混じる

彼はその中に唾を吐く

鼻と口を押さえつけられているので

それを飲み下すしかない

汚されるままに汚されていく

汚い便器だな

汚物が汚物にまみれて

彼は言葉と靴でも私を辱しめる

彼がわたしの顔を靴で踏みにじる

舌で靴を清めるように命令されても

私の体は悶え続けている

激しい苦痛と汚辱の中ですら…



完全な崩壊

もうなにも望まない

死…以外は

ただただ打ちのめされる

感覚だけに支配される


理性の入り込む余地がない

苦しいの?

快楽なの?

どちらも

どちらも

もうわからない



死にたい

死にたい

殺して下さい

殺して




殺して