休み時間は沸き上がる不祥事のニュースの話題で持ちきりだった。 誰もしらない。 その裏にあたしと凛羽が息をしていることに。 みんな“呪い”だとか“秘密組織”だとか好き勝手騒いでいる。 教室中の誰もが、たんなる高校生で、しかもクラスメイトが動かしている世界に恐れていた。 熱くなる話題から意識を放して、窓からみえる眩しいくらいの青さを放つ空と白い雲の行方を頬杖つきながら見守る。 だけど、どこへ向かっているのかは誰にもわからないことなのだ。