あたしたちは傷が共鳴して、出会った。 凛羽は誰よりも早くあたしたちの共鳴に気付いていたんだ。 今でも手を伸ばせば触れられそうなくらいその姿が鮮明に浮かぶ。 あたしは溢れだす涙を止めようともせず、ただただ空へシャボン玉を送り続けた。 虹色に輝くシャボン玉が光の階段を昇って彼の元にたどり着くように、と。