「…すっげー」 凛羽からこぼれた言葉に同意するより他はなかった。 あたしたちは今、虹色の海を泳いでいる。 「すごい……」 感嘆の言葉が無意識にでてくる。 「こんな光景、あったんだ…」 凛羽は眼を大きく見開きながら自分をとりまく世界を360度見回した。 「あるのよ。あたしたちにだって」 「これ、俺らが作ったんだよな?」 大量に浮かぶシャボン玉に顔を輝かせながら凛羽は確かめるように尋ねてきた。