「どしたの?それ」 凛羽はきょとんとしながらあたしの抱えた膨らみきったコンビニの袋をみつめていた。 あたしは中からシャボン玉をひとつ取り出して彼の目の前に突き出した。 「───やろうよ」 強気で、無愛想な誘い方。 だけど凛羽はこれがあたしの精一杯だと知っている。 「いいよ」 微笑んだその顔にえくぼを見つけた。