18
「あたしも」


 奈々が頷き、僕たちはそのまま、まるで落ちていくように交わり続けた。


 砂は幾分熱い。


 僕も彼女もその熱さを感じ取りながら、セックスする。


 奈々の下半身の茂みに僕のペニスがしっかりと入っていて、中で縦横無尽(じゅうおうむじん)に暴れ回った。


 時が流れ、やがてオーガズムへと達する。


「あ、あっ、あー……」


「ハアハア……」


 僕たちは二様に喘ぎながら、改めて快感へと達したのを悟った。


 二人で折り重なって、呼吸を整える。


 僕が正常位で膣奥を突き続けていたので、比較的長くて、大きなペニスが入った瞬間から奈々も相当感じていたようだ。


 僕たちは荒かった呼吸音を収め、ゆっくりと起き上がる。