達郎は腕組みをした。
「春代や山室はなんて言ってる」
「遺書にもあるように、自らの脱税問題にけじめをつけたんだろうと言ってるわ」
「遺書?」
そう言ってから達郎は再び唇を尖らせた。
「遺書が見つかったのか?」
「ええ」
あたしはうなずいた。
その遺書の存在こそが、あたしたち捜査陣の頭を悩ませているのだった。
「その遺書ってどんな内容だ」
あたしは手帳を開いて、そこに書き付けておいた文章を読み上げた。
『この度の件に関しては全ての責任は私にあります。よって自らの命で償いたいと思います』
「短く平坦な文章だな」
中身がないとも言えるー達郎はそう付け加えた。
「で、実際のとこはどうなんだ」
「どうって?」
「実際に西本は脱税をしていたのか?」
ああ、そのことね。
「脱税に関しては山室が全面的に認めたわ」
脱税は西本自身の指示で行われていたそうだ。
「えらくあっさり認めたもんだな」
「春代や山室はなんて言ってる」
「遺書にもあるように、自らの脱税問題にけじめをつけたんだろうと言ってるわ」
「遺書?」
そう言ってから達郎は再び唇を尖らせた。
「遺書が見つかったのか?」
「ええ」
あたしはうなずいた。
その遺書の存在こそが、あたしたち捜査陣の頭を悩ませているのだった。
「その遺書ってどんな内容だ」
あたしは手帳を開いて、そこに書き付けておいた文章を読み上げた。
『この度の件に関しては全ての責任は私にあります。よって自らの命で償いたいと思います』
「短く平坦な文章だな」
中身がないとも言えるー達郎はそう付け加えた。
「で、実際のとこはどうなんだ」
「どうって?」
「実際に西本は脱税をしていたのか?」
ああ、そのことね。
「脱税に関しては山室が全面的に認めたわ」
脱税は西本自身の指示で行われていたそうだ。
「えらくあっさり認めたもんだな」


