逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫




すると、突如私の頭にゲンコツが落ちた。
痛くて、私は直ぐに起き上がり、私にゲンコツをくらわせた張本人を睨む。

しかし、おかげで目が覚めたのも事実。

だからといってこれほど寝起きが悪いと気分が優れないと言うものだ。

イライラが止まらず、そのまま怒鳴った。


「痛いじゃん!ありえないんですけど!」


当の本人は私を無視していた。

自分からケンカ吹っ掛けておいて意味わからない。


倖「まあまぁ。狭哉も悪気があったわけじゃ…」


「あるに決まってンじゃん!
ないほうがおかしいわ!」


倖「…………だよな………。」


さすがの倖哉でも狭哉のフォローできなくなった。

いかにも“不機嫌”を態度に出す。

あぁ…いるいる。すぐ自分の機嫌が悪いのとか態度に出す奴。

こう言うのが面倒で、私は嫌いだった。

そりゃ…そうとうな理由があるなら私もなんとも思わない。

けど、いきなり勝手に不機嫌になったりされると、どうも嫌気がさす。

そのせいか、私の周りにいる人はサバサバした人が集まる。