うっそー!

むこうの学校はオッケイだったから…こっちも大丈夫かと思ってた…


雲「これをお父様にいったらどうなるかなぁ?」


「う゛!!!」


それを言われると…反論できない!


透「ま、条件付きで黙っててやるよ。」


条件付き…嫌な予感がする…


『俺達と旅行に行くこと!』


………絶対に行きたくない!

っていうか、
私…今日初めてあった人たちなのに…こんなにも拒否反応が…

それに…あっちもあっちだよ…
馴れ馴れしい!昔からの知り合いかのように!

あいつらと行くくらいなら!


「バイトやめるからいいです。」


ただの小遣い稼ぎだから別に出来ないなら出来ないで問題ない!

これでどうだ!


「って、ことでお先に失礼します。」


私は先に帰ろうとしたその時――
狭哉が私の方をギュッと大きな手で掴んだ。

狭「待てって…まだ話は終わってない…フッ」


狭哉は最後に私の耳に息をフッとかけた。


「うぎゃっ!」