Sin

もう、慣れた。変な目で見られるのも、口汚く罵られるのも。

どんなに頑張っても、みんな俺の事“くず”扱いするんだ。ルージャの血を引いてるから。

良い事しても悪い事しても俺はくず。ゴミなんだ。所詮ゴミは宝石になんかなれやしない。

だから、盗むんだ。そうじゃないと生きてけない。何か食べないと生きてけないから。

「……でもなんで俺、生きてんのかな」

シンはぽつりと呟く。

なんで生きてんのかな。死んだら楽になるかもしれないのに。

『死ねばいいのに』

ズキン、と胸の奥が痛む。