「で? 相談って何だ?」
よいしょ、と掛け声つきで店先にある木箱に座り、店主はシンに尋ねる。
「あのさ、寝不足に効く薬知らない? ジャック、まだ寝不足みたいで元気ないんだ」
シンは木箱の隅にちょこんと座り、真剣な表情で聞いた。
「だから良い薬無いかなと思って」
一瞬の間の後、吹き出す店主。
「笑わないでよ、真面目なんだからさ」
「悪い悪い」
膨れているシンの頭をぽんぽんと撫でながら店主は答えた。
「栄養のあるもの食べさせて、ゆっくり休ませれば治るさ」
「それだけ? 薬は飲まなくていいの?」
「ああ大丈夫だ。それにこの間病院に行った時、他に悪いところ無いって言われてたからな」
よかった、と心底安心したようにシンは息をつく。
「なに、シンが元気でいれば先生もすぐに元気になるさ」
「じゃあもうすぐ良くなるね。俺、もうほとんど怪我治ったから」
シンは嬉しそうに微笑み、足をぷらぷらと揺らす。
その様子を見ていた花屋のおばあさんは、不意にラジオのボリュームを上げた。
よいしょ、と掛け声つきで店先にある木箱に座り、店主はシンに尋ねる。
「あのさ、寝不足に効く薬知らない? ジャック、まだ寝不足みたいで元気ないんだ」
シンは木箱の隅にちょこんと座り、真剣な表情で聞いた。
「だから良い薬無いかなと思って」
一瞬の間の後、吹き出す店主。
「笑わないでよ、真面目なんだからさ」
「悪い悪い」
膨れているシンの頭をぽんぽんと撫でながら店主は答えた。
「栄養のあるもの食べさせて、ゆっくり休ませれば治るさ」
「それだけ? 薬は飲まなくていいの?」
「ああ大丈夫だ。それにこの間病院に行った時、他に悪いところ無いって言われてたからな」
よかった、と心底安心したようにシンは息をつく。
「なに、シンが元気でいれば先生もすぐに元気になるさ」
「じゃあもうすぐ良くなるね。俺、もうほとんど怪我治ったから」
シンは嬉しそうに微笑み、足をぷらぷらと揺らす。
その様子を見ていた花屋のおばあさんは、不意にラジオのボリュームを上げた。



