Sin

「また来てね。今度はいつ来れる?」

門の所で立ち止まり、セイジはシンに尋ねる。

「え、と」

正直、そんなに何回も来るつもりは無くて。迷ったシンは口ごもった。

「僕、シン君と友達になりたい。だから、また来てね」

そう言うセイジの瞳はなんだか綺麗で。

ああ、そうか。シンは気が付いた。

セイジのそばは不思議と安心出来た。緊張はしたけれど、居心地がよかった。それは。

シンはセイジを見る。次に、ジャックを。

似てるんだ。セイジはジャックとどこか似ている。瞳の優しさが、似ている。

友達。生まれて初めての。

微かな不安も感じたけれど、その響きが嬉しくて。

シンは頷いて答えた。

「また、来週、来る」

やった! と喜ぶ三人に手を振り、シンとジャックは家路についた。