Sin

「その子が、あんたご自慢の息子さんかい」

あからさまな厭味。ひそひそと何かを話している周りの反応。

俺のせいでジャックが厭味を言われてる。

ジャックは何も悪くないのに。俺なんかと居るから――

耐え切れず、シンは繋いでいたジャックの手を振りほどいた。

と、即座に肩に置かれる大きな手。

「そうです」

ジャックはシンの肩を掴み、ゆっくりと言葉を返した。

「この子が、僕の自慢の息子です」