Sin

シンがうとうとしかけた時、隣にいた男がシンの体を引き寄せた。

「おと、さん?」

男の手が服の中に滑り込んでくる。シンの眠気は一気に吹き飛んだ。

「お父さん、なに、」

「シンはいい子だろ?」

目つきが違う。薄暗い部屋で“オトウサン”の顔は不気味に見えた。

「な、なにするの、お父さん」

起き上がった男はシンの体を撫ではじめた。触り方も触る場所も、明らかに普通ではなかった。

「いや、いやだよお父さん、やめてお願い」

「大人しくしてろ」

威圧的な口調で言い、男は逃げようともがくシンを裸にした。

……信頼は、恐怖に取って代わる。


「やっ……やめろ! 離せ!!」

「可愛がってやるから」

「いや、いやだ、やめろ!! あっ……か、母さん、母さん――!!」




オトウサンニ ウラギラレタ


ソノヨル

ボクハ オトウサンノ

“オモチャ”ダッタ