甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス

「遊園地来んの初めて?梓は」



蛍は、ボソリと呟いた梓の声を聞いていたのかそう問い掛ける。



「別に、ただ久しぶりだなと思っただけだ」



「ふ〜ん、そうなんだ」


「ル〜二人だけで行こう?」



八雲は、甘えるようにルークの腕を引っ張る。すると、ルークは梓の方を見て何かの合図をするかのように片目をつぶった。



「別に良いけど?」



二人は、蛍と梓から離れどこかへと向かって行ったのだった。