「どうしたの?亜佐美ちゃん」
矢吹先輩が、顔を覗いてくる。恥ずかしくなったあたしは、ぱっと顔を逸らした。
「ん?」
「ななんでもないですから」
「そうなら良いけど……」
「!そう言えば、藤堂の彼女は?」
委員長先輩に慰めてもらった後、思い出したように牧村先輩が言う。
「牧村鼻水出てます」
確かに良く見ると出ていた。牧村先輩は、委員長先輩から鼻紙をもらうとちんっと鼻をかみポケットに突っ込む。
矢吹先輩が、顔を覗いてくる。恥ずかしくなったあたしは、ぱっと顔を逸らした。
「ん?」
「ななんでもないですから」
「そうなら良いけど……」
「!そう言えば、藤堂の彼女は?」
委員長先輩に慰めてもらった後、思い出したように牧村先輩が言う。
「牧村鼻水出てます」
確かに良く見ると出ていた。牧村先輩は、委員長先輩から鼻紙をもらうとちんっと鼻をかみポケットに突っ込む。

