「わくわくじゃ!」



「アホは、暗いのが好きなんやな?」



「…………」



「アハハ……」



あたしは、笑うしかなかった。



綺恭兄ちゃんは、わくわくしながら、降谷兄ちゃんは苦笑いで……瀬名さんは、急に無言になってしまっている。



数時間前までは、なんでかトランプに夢中になってたんだけど、急に停電になってしまったのだ。