甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス

「大丈夫か?」



いつの間にか城之内先輩があたしの側まで来ていた。あたしの震えている手を見てそう口にする。



自分でも気付いていなかった為、嫌だな!と大げさに手を上に上げあたしは、口を開いた。



「あたし大丈夫ですよ?だって、家には家族が居ますし!」



「なら良いけど……なんかあったら俺に言えよ?」


「は、はい」



笑顔でニッコリ笑うと、城之内先輩はにぃっと笑って……



「さすが、俺の嫁だな!」



「へ?」