「今は、傍に居ても良いけど……記憶が戻ったら、零から離れてね?」
来夏ちゃんは、それだけ言うとニッコリ笑って手を振りながら屋上を後にした。
屋上に残されたあたしは、ただ来夏ちゃんの背中をずっと見つめていたのだった。
来夏ちゃんは、それだけ言うとニッコリ笑って手を振りながら屋上を後にした。
屋上に残されたあたしは、ただ来夏ちゃんの背中をずっと見つめていたのだった。
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