「よっちゃん頑張って!」


亜佐美の母親の絵美里が、チアリーダーの格好でポンポンを持ちながら応援している。



それに答えるように亜佐美の父親義三は、絵美里に向かってウインクをした。


「早くするんなら、やらへん?」



「おう!野郎共、手抜いても全然構わないぞ?」



手抜いてほしいんだなと降谷と綺恭は同時に思った。