「お札先生ってホスト好きなんですか?」



「ああ、久しく来てなかったけどね」



お姉ちゃんは、今も頬が赤くなっていた。
来夏ちゃんは、お姉ちゃんの隣で、紅茶を飲んでいる。



あたしは、そんな二人を尻目に見つめ椅子に腰掛けた。