甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス

「零、もっと亜佐美ちゃんをドキドキさせてあげて」


「え?!来夏ちゃん!」



これ以上はやめて!



「……分かったよ。姉さん」



え?矢吹先輩もやめて!死ぬ……よ絶対……



「んっ……」



「!!」



きキス……キスだよ!



「零、もっとね?」



え?無理だって……



カメラ越しに覗く来夏ちゃんの目が気になりながらも、あたしの顔をどんどん真っ赤になっていく。



矢吹先輩の香水の甘い香と、甘いキスに酔ってしまいそうだ。



もう……あたしの寿命どれぐらいだろう?