名前を呼ばれた瞬間ふわぁっと抱き寄せられた。
甘い矢吹先輩の匂い。ギュッと抱きつかれるだけでドキドキと心臓が高鳴ってしまう。
こういう時は、かりんとうだと思えば良いんだ。矢吹先輩は、かりんとうかりんとう。
「余計にドキドキだよ」
「クス、亜佐美さん顔真っ赤だね?そんなに僕を意識してくれてるんだ?」
卑怯だって……そんな甘い笑顔!
「ち違います……」
素直に言うのは恥ずかしくて、ついつい否定してしまう。
来夏ちゃんは、カメラを構え中庭をバックにあたしと矢吹先輩をバシャバシャっと写す。
甘い矢吹先輩の匂い。ギュッと抱きつかれるだけでドキドキと心臓が高鳴ってしまう。
こういう時は、かりんとうだと思えば良いんだ。矢吹先輩は、かりんとうかりんとう。
「余計にドキドキだよ」
「クス、亜佐美さん顔真っ赤だね?そんなに僕を意識してくれてるんだ?」
卑怯だって……そんな甘い笑顔!
「ち違います……」
素直に言うのは恥ずかしくて、ついつい否定してしまう。
来夏ちゃんは、カメラを構え中庭をバックにあたしと矢吹先輩をバシャバシャっと写す。

