甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス

数分後あたしは、部屋で身仕度を済ませまた居間に戻って来た。



本気でするの?あれを……仕方ないのかな?



降谷兄ちゃんの彼女は、将来女優?を目指していて、良く降谷兄ちゃんは、相手役をさせられる。



その為、あたし達を練習台として良くやらされていたのだ。



あたしは、昔はままごとのような気分でやって居た為楽しかったけど……



さすがに今はあまりしていない。だって、最近あまり家に居ないから。



コジロウが居るから、コジロウが居る部屋はあまり寄り付かなかったし。



配役がいつも性別逆なのも気になって居たし。



「……」



衣装も濃い感じだし。瀬名さんにわざわざ買ってもらったらしい。



何か欲しいものがあったらなんでも言ってね?と言う言葉に、遠慮しないのが、降谷兄ちゃんだ。



彼女居るんだし、最近はナンパはやってるかは不明だけど。



「すスカート……似合ってるね?」



半分苦笑いのあたしに、降谷兄ちゃんはせやろ?と満面の笑みを浮かべている。


あんまり似合ってないけどね?
綺恭兄ちゃんも、あんまり似合ってない。
コジロウも不満顔だ。