「じゃーん」



「何それ……」



半分あたしはあきれ気味だ。理由は、ただのワンピースを見せてきただけだから。



「あ、これじゃなかった!てへ、間違えちゃった」



「可愛くないし……」



あたしの言葉にお父さんが、切れたらしくだんっとテーブルを叩いた。



「絵美里は、いつまでも可愛いぞ!」



そして、立ち上がり拳をギュッと握りしめ力説するお父さん。



「よっちゃんったら!」



キャラキャハ言いながらお母さんは、喜んでいる。