「お前顔赤いぜ?」



あたしの頬をツンツンさりげなく触る城之内先輩。



あ……ヤバいヤバい、今から副会長の部屋に行かないと……


「じじゃあ、あたしはこれで……」



ぺこりと頭を下げあたしは、その場から去ったのだった。