「甘甘王子!!」



「こっち向いて!!」


今日も甘甘王子は、モテまくり。色んな女の子とハグしてキスしている。



そんな光景にあたしは、もちろん嫉妬しまくり。だってあのとろけそうな笑みにあたしは、夢中だもん~。



「んっ……」



あたしだってキスしたい。初めてのキスは、あたしは甘甘王子って決めてた。



かっこいいし。メガネの奥の甘い瞳にノックダウンするよ~。



髪の毛だって、一本抜きたい。そして、お守りにでも入れて持ち歩きたい。