アシタのナミダ Tears Of Tomorrow.

けれど彼女はそこに光をくれた。





「アタシが読んでみたいの。アナタの物語を。アナタを知りたいから」





だから私は彼女のために物語を書いた。





彼女への愛を込めて。





夏休みに入って物語を書き始めると、





寝食も忘れてしまうほどに集中していた。