もしかして… 見回りの先生も 帰っちゃったのかな…。 「そうだ! ケータイ!!」 あ… カバン部室だ…。 部室は体育館から 少し歩いた、 他の部の部室も かたまっている クラブハウスにある。 …………… 顔からサーッと 血の気が引くのが わかった。 あたし… 明日の朝まで このまま…? 「いやあーっ!! 誰かーーっ!! 何でもしますからあーっ! ごめんなさーいっ!!!」 ドンっっっ!!! 「ひっ!?」