…そして当日。 「行ってきまーす」 「じゃ」 「んじゃっ!!」 あたしと南に 続いてちゃっかり 家から出てくる 星也さん。 「星也さんは 留守番でしょ!」 「くそっ!ばれたか!」 「絶対オレよりガキ」 「ああん?? 聞こえてんぞ、くそ」 「はいはいはい! じゃあ行ってきます!」 星也さんと南を 無理やり引き剥がして 急いで駅に向かった。 まったく朝から 迷惑なやつらっ!