「絶対怒らない?」 「事と次第によっては怒るかも」 「え〜?……どうしよう。怒られそう」 「じゃあ、別にいいよ。担任の先生に伝えるから」 あまり延滞すると、担任の先生から直々に催促してもらうのが決まりだから。 「は、晴子ちゃん。それは勘弁して!豊田先生って話長いしさぁ」 「だって、しょうがないでしょ……」 「分かった、話すから、豊田先生に話すのはもうちょっと待って?」 「うん」 「……えぇと、実はね」 「なに?」 「……口実、探してて」 「口実?」 「図書室に行く、口実」