「あ、待って待って!!乗りまーすっ!!!!」 今にも出そうなバスを引きとめてなんとかセーフ。 「ま、間に合った~…。」 あー…。ちょっと走っただけやのにもうこんな息切れてるし…。 運動オンチって悲しい…。 あたしは周りを見渡す。 みんな、バスに走り込みで乗ったあたしを不思議そうに見つめていた。 うっわ~…。さすが東京やなっ…!! 視線が冷たっ…。 ここが大阪ならば温かい空気流れるやろうに。 あ~…。 故郷が恋しい~っ!!