気がつけば陽は沈み、辺りは綺麗な夕焼けに包まれる。 「剛ー…最後に、観覧車乗ろっ!」 「……ん。」 俺は今日、絶叫系しか乗っていない気がする。 観覧車なら…大丈夫。 鈴はさっさと観覧車に乗りこむ。 それに次いで俺も乗る。 観覧車が静かに動き出す。