「鈴ちゃん?どうしたのぼーっとして。」 「ん…あっ?ご、ごめん…。」 美代ちゃんの声で我に返る。 はぁ…。 ため息が止まらん。 だって…昨日あんなことがあったんやもん…。 時は少しさかのぼり… _____________________________ 剛に先に帰れって言われたけど… 「剛…用事って何なんやろ…。」 気になる。 あっ、そうや。 待ってたろっ! 剛、驚くやろなぁ~。 あたしはそう思い、玄関で剛を待つ。