「美代~っ!!」 教室の外で呼んでいる違うクラスの子達。 美代ちゃんの友達…なんやろうか。 「あ…ちょっと行ってくるねっ!!」 「あ、うんっ。」 美代ちゃんは小走りでその子たちの元へ向かって行った。 あたしは開きっぱなしの海斗くんが乗っている雑誌を手にする。 わ~…。 やっぱかっこいいわ…。 あたしはページをめくる。 「んんっ!?」 そのページがあたしの目にとまる。