切ナクテ、恋シイ、ヒト。


アタシはそのハンカチを受け取り

そして握り締めて言った。





「・・・侑くんの・・・弟に・・・会った・・・」


「え?」





彼の顔から笑顔が消える。





そして苦しい表情へと変わる。






アタシの

見たことのない彼の表情。







・・・アタシ・・・
彼を傷つけた・・・?





なのにアタシは言葉を止めることができなかった。






・・・優に助けて欲しかったから。