切ナクテ、恋シイ、ヒト。


大きな風が吹いて砂埃が舞い上がる。



アタシは顔をしかめて目を閉じる。



すると今度はなぜかかなり高い空中に浮いていて

まさにそこから落下しようとしているところだった。





風で巻き上げられたのかな。



大きな風が吹いて砂埃が舞い上がる。


アタシは再び顔をしかめて目を閉じる。




自分でこれは夢の中だってわかっていたのか意外と冷静だった。





落ちて、落ちていく・・・。


でも怖くない。