切ナクテ、恋シイ、ヒト。



「あ・・・
お楽しみって・・・猫?」

アタシは玄関で座っていたミツキを抱きながら言った。





「うん、そう。
今度のマンションはペットオッケーだから
結局、俺んちで飼うことになったんだ。

新しい飼い主探すのもよかったんだけど
やっぱミツキは俺が飼うってのが正当でしょ?」





彼は両手を玄関のシューズボックスに当てて振り向いた

アタシを身動きさせないようにして顔を近づけて言う。





「ちょっと・・・
わかったから・・・」




アタシはカラダを優の方へ向き直して

でも目は彼から逸らして答える。